【トリートメントの効果的な使い方】現役美容師が教えます

みなさん!おうちでのトリートメントをサッとつけて、すぐ流していませんか?

それってとっても勿体ないんですよ!!

髪の毛の悩みは、みなさんそれぞれ必ずあると思います。

髪の毛の悩みのランキング

  • パサつき、乾燥
  • 癖毛
  • 痛み
  • 枝毛、切れ毛
  • 抜け毛

が必ず上位に上がってきます。実際こちらの悩みの、パサつき、乾燥、癖毛、痛み、枝毛、切れ毛、は全て繋がっていて、さらにはちゃんと改善してあげないと、ごわつき、髪の広がりなど髪の毛のダメージはどんどん広がっていきます!

ですが逆を言えば、1つを改善してあげることが2つ、3つとどんどん髪質改善に繋がります!

そしてこちらの悩みは、ほとんどがトリートメントをしっかりしてあげることでも改善できる悩みなんです。お店で高ランクのトリートメントをしてあげることも大切ですが、毎日のケアとして「おうちトリートメントのやり方」のポイントを押さえましょう。今までトリートメントの効果を実感できなかったと言う人も、これからご紹介する方法を一度お試しください!

必ずトリートメントの効果を実感できます!!

 

効果的なトリートメントでストレスフリーに!髪質改善と纏まりやすい髪の毛を手に入れて、明日のヘアスタイルに差をつけましょう!

目次

もともとの髪の毛にある栄養分を修復させるには少し時間がかかりますが、効果的なトリートメント方法はわかりやすく効果絶大!!特別な日やデートのためにも、いち早く美しい髪の毛をGETして褒められちゃいましょう♡

トリートメント役割

トリートメントをしないと髪は無防備な状態

トリートメント、コンディショナー、リンスの効果は、内部補修や表面コーティングなど微繞に違ってきますが、この3つの役割としてまず大切なのが、

シャンプーをした後は髪の毛がマイナス電子を帯びています。

マイナス電子を帯びた髪の毛は

  • 傷みやすく外敵からの刺激に弱い
  • 埃などがつきやすい

なので、プラス電子を持ったトリートメント、コンディショナー、リンスをつけることで中和され、外敵から髪を守ってくれます!

 

髪の毛が短い人の中には「シャンプーをしたら何もつけない」と言う人がいますが、傷みだけでなく汚れにも繋がるので、トリートメントなどはしてあげることをおすすめします!

トリートメントとコンディショナーの違い

トリートメントとは

カラー、パーマや紫外線などでダメージを受けた髪を補修する役割。髪の毛の内部に栄養分、油分、水分を補い、さらに髪表面をコーティングし、外部の刺激から守ってくれる効果があります。

コンディショナーとは

髪表面をコーティングし、キューティクルを整え、手触りを良くしたり外部の刺激から守ってくれる効果があります。リンスよりも髪の表面のコンディションを整える力が強いのと保湿効果も高いです。

リンスとは

コンディショナーとリンスはほとんど変わりませんが、保湿力などがコンディショナーよりも劣ります。

 

 

簡単な違いは、内部に栄養補給して修復できる効果があるかどうかです!!

トリートメントをする場合、コンディショナーは必要ないですが、もし2つ使う場合は

トリートメント→コンディショナー

の順番!ですが、コンディショナーをつける時間を、トリートメントの放置時間にしてあげた方が、効果的だと思います。

トリートメント効果を引き出す使い方

シャンプー後の洗い流し

シャンプーのすすぎはしっかりしてください。シャンプー剤の洗い残しがあると、シャンプーとトリートメントがプラス因子とマイナス因子としてくっつき合ってしまうので、老廃物として毛穴のつまりの原因になってしまいます!よーく洗い流しましょう!

【正しいシャンプー方法】はこちらから

トリートメント前に水分を取る

すすぎが終わったら水分をしっかり取り除きます。手でしぼるように取り除いても大丈夫ですが、より効果を発揮させたい場合はタオルドライをしてみてください。

髪に水分がたくさん含まれている状態だと、トリートメントが薄まってしまい浸透が悪く、効果が薄まってしまってもったいないです!

しっかりと吸収し浸透を良くするために、水分はしっかりとりましょう。

トリートメントをつける

トリートメントは毛先から!!ダメージが強い毛先からトリートメントをつけていき、手ぐしを通しながら揉み込んでいきます。

そして中間へと伸ばしていきます。

ダメージの少ない根本には、ほとんどつけなくても大丈夫です。そしてトリートメントが残ると毛穴の汚れに繋がってしまうので、頭皮にはつけないように注意してください。

コーミングが大事

サっと一手間なので、目の粗いコームでコーミングしましょう!

手ぐしでトリートメントをつけて終わり、という人が多いですが、髪の毛一本一本にまんべんなく浸透させるようにコーミングしてあげることで、効果と仕上がりが一層に際立ちます!

10秒あれば出来るので是非試してみてください!

効果UP!トリートメント方法

是非時間があるときにしてほしい方法が、キューティクルに沿って指の腹で挟む蒸しタオルです。

キューティクルに沿って指の腹で挟む

トリートメントの浸透を促進させる効果があります!

キューティクルは根本の方から毛先の方向に向かって鱗状になっています。中間から髪の毛を指の腹、または手の平ではさみ「ぎゅっぎゅっぎゅ」っと毛先に向かって押さえていきます。毛先から上に滑らせてしまうとキューティクルがめくれてしまうので絶対しないでください!

蒸しタオル

 

髪を温めてさらにトリートメントの浸透を促進させます!

蒸しタオルで髪を包み、3〜5分置きます。タオルの上からシャワーキャップをかぶると冷えにくく保湿効果もあります。熱で開いたキューティクルにトリートメントが浸透しやすくなります。

トリートメントの長時間の置きすぎは、髪に良くないですし、カラーの退色の原因にもなります。

栄養分がしっかり髪の内部に浸透したあとは、長時間置いても効果は変わりません!

トリートメントの流し

ヌルヌルがとれてしっとり感が残るぐらいの状態がベストです!

トリートメントを残すように流している人も多いですが、残りすぎは肌荒れ、頭皮のトラブルになるので気をつけてください!

また、すすぎ過ぎてしまっても効果が薄れてしまうのでしっとり感が残る程度がちょうどいいです。

タオルドライ

しっかりと水分を取りましょう。このあとの洗い流さないトリートメントの効果をあげるため、ドライヤーの長時間使用で傷ませないためにも水分はしっかり取ります。

しかし、濡れた髪の毛はキューティクルが開いている状態なのでとてもデリケートです。ゴシゴシ強い力で拭いてしまうとキューティクルが剥がれ、栄養分や水分を保持できなくなってしまいます。髪の毛同士を擦ることも厳禁です!!

頭皮を優しく拭きます。爪を立てず優しく!次に髪の毛を優しく叩きます。力を入れてバシバシ叩くのではなく、タオルで柔らかく押さえるようにして水分を吸収させましょう。

この後の

流さないトリートメントの記事はこちらから

ドライヤーの乾かし方はこちらから

1歩進んだヘアケアを

髪の毛は日々、カラーやパーマ、外的要素からダメージを受け続けています。今日受けたダメージは今日のうちに補修し、明日ダメージを受けないよう土台を作ってあげることが、健康で美しい髪を保つ秘訣です!

今まで何気なくしていたトリートメントに一手間加えてあげることで見違えるほど髪のまとまりや艶がでてきます。明日からのスタイリングやヘアアレンジが楽しくなりますよ☆

ぜひ今日から試してみてください!