カラー、ブリーチ、パーマなどの施術は、美容室でヘアデザインを楽しむうえで
今最も重要なサービスです。
でも美容室でこんなことを言われたことはないですか?
- ブリーチは美容室の施術で最もダメージがある施術なので痛むのはしょうがない。
- 縮毛矯正をしていると、ブリーチをすることはできません。
- 今までのダメージの蓄積(ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正)で本日はこのメニューをすることはできません。
上記の通り、美容室の施術に伴って生じるダメージによって、
理想のヘアデザインや美しい髪の毛を保つことが困難になる人が多くいます。
多くの人が施術を行うと痛むというなんとなくのイメージを持つことはできると思いますが
このダメージが毛髪内部のどこで起こっているかなど、
髪の毛が受ける化学ダメージについては理解しきれていないと思うので、できるだけ簡単に書いていきますね。
髪の毛のダメージの原因のシステイン酸とは?
そのダメージの原因物質というものが実は存在します。それがシステイン酸というものです。
髪の毛は非常に複雑な構造で構成されています。
そんな髪に対してパーマやカラー、ブリーチなどを行う際に生じる異常酸化物です。
髪の毛のたんぱく質の主成分である、アミノ酸に対して酸化が行われてしまいます。
この酸化物であるシステイン酸のせいで髪の毛のたんぱく質の結合(シスチン結合)を切ってしまい、そこから栄養物質を流失してしまうことがダメージの原因とされています。
パーマ剤第2剤や染毛剤の塗布後、必要以上に長時間放置してしまうとことでもシステイン酸を多く生成してしまいます。
システイン酸が作られてしまう主な原因
原因①|カラーリング、パーマ時の必要以上の長時間放置
薬剤塗布後、不必要に長時間放置し、過剰に酸化されたときにシステイン酸発生してしまいます。
これはカラーリングでも起こりえますが、パーマや縮毛矯正のような施術でも行われます。
手触りや、髪の毛の質感を損なったり、褪色の原因にもなるので注意が必要です。
原因②|パーマ、縮毛矯正時の2液の不足、放置時間不足
先ほどの例とは逆に、薬剤の塗布量が少なかったり、時間をしっかり置いて2液をしっかり浸透させないのもシステイン酸の発生の原因になります。
パーマ液などの2剤は性質上、酸化作用を促します。(1液の役割は還元作用)
薬液の浸透を怠ると酸化不足が起き、仕上がりに影響したり、毛髪損傷の原因になります。
原因③|ブリーチによるヘアダメージ
ブリーチはその作用が強力なためキューティクルがはがれやすいのが特徴です。
そのため、通常のカラー剤に比べ、システイン酸が発生しやすい環境になます。毛髪内部の栄養分が流出してしまいます。
システイン酸を発生させないための方法!
正しい施術を受ける
これまで見て頂いた通り、システイン酸の発生には薬剤が大いに関わってきます。
そのため、薬剤を扱う人間=美容師が正しい知識を持って、適切な施術を行うことが一番のシステイン酸発生の抑制になります。
そのような薬剤を取り扱っている美容室を探すことも重要ですね!
ヘアケア剤
システイン酸を抑制するトリートメントを使用することが重要です。
Lachicではシステイン酸抑制のための最適な施術方法に加え、以下のトリートメントを用意しています。
どんな髪質や状態でさえもデザインする、ハイダメージヘアのためのプロフェッショナルトリートメント。超リッチな美容成分に加え、スキンケア発想による最先端のエイジングケア成分を贅沢に配合。独自のpHロジックを元に、4ステップにまとめたシンプルな処方で、諦めかけたダメージヘアを失敗なく、確実に“美髪”へと導きます。
まとめ:システイン酸が自分の髪の毛にどのくらい存在する見ることが出来ます
Lachicでは髪の毛を綺麗に、扱いやすく保つために髪の毛のダメージを計測することが可能です。
髪の毛の状態をしっかり確認して、お客さま一人一人に最適なヘアケアのサポートを行なっていますので、気になる方は
ぜひこちらの記事もご覧ください。
ご参考になれば幸いです。