大人気のボブヘア!
スタイリングがやりやすく簡単なところも人気の理由のです。
しかし、外ハネや内巻きワンカールなど、ヘアスタイリングがワンパターン化していませんか?
中間がストレートで毛先だけ巻いたスタイルが人気のボブですが、可愛いスタイルは他にもたくさんあります!
また、スタイリング剤の使い方でも、同じスタイルをグレードアップして見せることができます。
今回は、大人気のボブヘアのスタイリングを一工夫することで、まるで美容室で仕上げてもらったスタイルのようにかわいくなれるヘアスタイリング方法をご紹介していきます。
ボブヘアの内巻きと外ハネの乾かし方の違い
「結局ストレートアイロンやコテなどのヘアアイロンで仕上げることが多いので、乾かし方は適当」なんて方も少なくないはずです。
しかし、ヘアアイロンをする前の下準備として、どのような髪の状態かはその日のヘアスタイルの仕上がりを左右させます。
根本から乾かし、中間毛先と乾かした後のドライヤーの仕上げが大切になります。
内巻きにスタイリングする場合
「今日のヘアスタイルは内巻きにしよう」という日は、乾かし終わる最後の仕上げで、ドライヤーを根本を浮かせるように当て、中間に丸みがつくように毛先をおさめましょう。
根本と中間のフワッとさがあれば、毛先は無理に形をつけなくて大丈夫です。
あくまでも下準備なので、この後の内巻きのスタイリングのシルエットがきれいになります。
外ハネやタイトなストレートヘアにスタイリングする場合
今日のヘアスタイルは外ハネ、またはタイトなストレートヘアにする場合は、乾かし終わる最後の仕上げで、ドライヤーの風を髪に上から下に当て、なるべく髪全体を潰すように乾かしましょう。
根本が立ち上がっていたり、中間に丸みがある外ハネになってしまうと、髪全体が広がって見えてしまったり、タイトなストレートヘアになりにくくなってしまいます。
ボブヘアのスタイリング方法5選
①シンプルな中にポイントを!タイトなストレートボブ
近年大人気のタイトなストレートボブ。
ボリュームがあるスタイルよりもあえてタイトにすることがお洒落さんの主流です!
そして前髪に一工夫を入れてあげることで、ただ前髪を下ろすよりもさらにスッキリ見え、お洒落上級者になれます。
- ストレートアイロン
- ヘアオイル
- 適当にオールバックにするように、髪全体にヘアオイルをつけます。最初にヘアオイルをつけることで、ポイントとなる前髪がパラパラと落ちてきづらくなります。
- ヘアオイルをつけながら、左右どちらかにざっくりとトップの分け目を決めます。前髪も流す方向を決めながら、分け目の中央に下ろす3束を決めます。
- ストレートアイロンで3束の前髪が流れるように巻きます。その他の前髪は横に流して落ちてこないように、軽く丸みをつけます。
- 後ろとサイドの髪はタイトに仕上げたいので、ボリュームが出ないように、ストレートにしていきます。
- 全体にストレートアイロンをかけ終わったら、耳前のもみあげ部分のみ、根本立ち上がるように丸くストレートアイロンを入れます。
- ウェットヘアになるように髪全体にヘアオイルをつけタイトに仕上がるようにコームで梳かします。前髪の束の部分は指でつけて、束を綺麗にします。もみあげ部分もしっかりヘアオイルをつけ、前から見て耳が見えるように顔周りだけ少し広げて完成です。
②ラフなニュアンスカールボブ
巻きスタイルのボブでも気取らず、頑張り過ぎないニュアンスカールが、今は人気!
ついつい巻き過ぎてしまうという方も、コテでしっかり挟まず、熱を与えるというテクニックを覚えることでこなれ感ある大人女子になれます。
- ドライヤー
- 32ミリのコテ
- バーム
- 前髪が立ち上がるように前からドライヤーの風を当ててから、センター分けにします。
- アウトラインにくる毛先が軽く外ハネになるように、コテで巻いていきます。外ハネもくるっと巻き過ぎは今の主流ではないので、あくまでも軽く外ハネになればOKです。
- コテで表面にくる髪の中間にワンカールの内巻きのクセをつけて、S字の波ウェーブにします。
- 表面のレイヤーが入っている短い髪を束ですくい、ワンカールの内巻き部分も作ります。
- トップの髪を少量持ち上げ、根本にコテで熱を加え、ボリュームを出します。
- 前髪は最初に立ち上げていたので、流れるように毛先だけ巻きます。
- バームを全体に揉み込むようにつけ、ボリュームを出したい部分は握るように持ち上げます。髪を耳にかけ、前髪の部分やトップから降りる束を少し出したら完成です。
③お洒落上級者!前髪パーマ風ボブ
前髪のみを強めにパーマをかける女の子が急増中!
リップラインと鼻の間くらいに、ぷつっとカットした姫カット部分のみを、まるでパーマをかけたかのように巻いてあげると、さらにお洒落女子に大変身です。
ストレートアイロンを上手く使い、気軽にパーマ風スタイルを楽しみましょう。
- ストレートアイロン
- ヘアオイル
- 後ろの髪を縦に3ブロックにわけ、一番下のブロックはストレートアイロンで毛先のみ外ハネにします。
- 中間とトップのブロックは、髪の中間から毛先に向かって内、外となるようにゆるくS字カールを作ります。
- サイドも上下2ブロックにわけ、同じようにS字カールをゆるく作ります。
- 表面の髪を細めに毛束をとり、少しだけ強めにS字カールを作ります。それを表面のみ、いくつか作ります。
- 前髪はすこしずつ毛束をとり、ストレートアイロンの頭がおでこに向くように縦に入れ、ランダムに強めに波ウェーブを作ります。隣同士の毛束の袈毛先の収まりが同じ方向にならないように波ウェーブにしましょう。
- 前髪を全て巻き終わったら、ヘアオイルを全体につけ、前髪はくしゃくしゃ崩しながら、パーマのスタイリングのようにヘアオイルをつけて完成です。
④ぷつっとパラパラ前髪ボブ
「可愛いパラパラ前髪ってどう作るの?」と悩んでいる方に!
実は可愛いパラパラ前髪のカットラインは、ぱっつん前髪にすることが基本です。
カットラインをギザギザにしてしまうとスタイリングしたときも可愛さがなくなり、古いスタイルに見えてしまいます。
カットラインが真っ直ぐのぱっつん前髪に抵抗がある方も多いと思いますが、スタイリング方法さえ覚えてしまえば、憧れの可愛いぷつっとパラパラ前髪にスタイルチェンジができます。
- ストレートアイロン
- ヘアオイル
- 後ろは縦に3ブロック、サイドは上下2ブロックにわけ、ストレートアイロンでストレートにしながら軽く内巻きにします。
- 前髪はなるべく角度をつけないように、おでこにそわせながら少し丸みを帯びるようにストレートにします。このとき前髪が浮きやすい方は、ストレートアイロンをかけた直後の熱が冷める前に手で抑えるか、コットンを挟んだピンで抑えておきましょう。
- 髪全体にヘアオイルをつけます。前髪は根本からヘアオイルが付いていまうと根本が割れてしまうので、指で毛先のみに少しずつつけるようにしましょう。
- 目の細かいコームで髪全体をとかし、前髪も丁寧にとかして完成です。パラパラ前髪を完成させることにコーミングがとても大切な工程になります。
⑤韓国風!耳出しくびれボブ
- 26ミリのコテ
- 多いめマジックカーラー
- バーム
- ヘアオイル
- 全体にたっぷりめにヘアオイルをつけておきます。
- マジックカーラーで前髪を巻いておきます。
- サイドの髪を上下2ブロックにわけ、コテで下のブロックの毛先を外ハネに巻きます。
- 毛先を巻いた下のブロックの耳より前の髪を縦にとり、なるべく根本付近からリバース(後ろ向き)に1回転だけ巻き、外します。そうすることで、耳の部分が後ろに流れるように大きく開きます。
- サイドの上のブロックの毛先を外ハネにして、中間に内巻きのクセをつけS字カールにします。
- 後ろの髪は毛先のみの外ハネにします。
- 前髪のカーラーを外し、髪全体にバームをつけ、耳の部分が大きく広がるように後ろにかき上げるようにセットしたら完成です。
その他のレングスの可愛いスタイリング方法は、こちらを参考に!
→【美容室のヘアスタイルを再現!】完全版、長さ別スタイリング方法!
ボブヘアにおすすめのスタイリング剤