毎日使うシャンプー。皆さんはどのように選んで購入していますか?
ドラッグストアで購入できる市販品から美容院の専売品まで幅広いラインナップがありますが、どれを選んだらいいのか分からなくなってしまいますよね?
選び方として、シャンプーに使われる洗浄成分、界面活性剤の種類を総まとめしていきます。
- 「界面活性剤ってなに」
- 「界面活性剤で髪や頭皮にそんな違いがあるの?」
- 「選ぶ時の見つけ方・オススメなのはあるの?」
美容室で扱うメーカーと10年以上の経験を持つ美容師が監修した内容になっていますので、「納得できるシャンプー選びをしたい方」「髪を綺麗にしたい」「手触りや質感をよくしたい」と思っている方も、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
シャンプーの洗浄成分(界面活性剤)とは?
シャンプーの特徴を把握する上で、最初の判断基準が洗浄剤成分の種類です。シャンプーに配合されている洗浄成分は、界面活性剤とも言います。
シャワーで髪を濡らしただけでは、頭皮の皮脂やスタイリング剤などの汚れは水を弾いて落とせません。
シャンプーにもさまざまなメーカーから販売され種類があるように、洗浄成分である界面活性剤にも種類があります。自分にあった界面活性剤の配合されたシャンプーを選べば、今の悩みを解決が可能になります。
洗浄成分表の見方
シャンプーの成分表は、薬事法により全成分表示が義務づけられ配合量の多い順にすベて記載されています。
シャンプーに配合されている成分は、多いものでは30個以上配合されています。しかし、全部を把握する事は困難なので最低5つ目までを目安として見ましょう!
シャンプーに配合せれている洗浄成分一覧
今回は、シャンプーに使われる洗浄成分4つを紹介します。洗浄力の強さ、刺激性についての違いがあるので、頭皮や髪の状態に合わせて自分に合うものを選びましょう。
- アミノ酸系
- ベタイン系
- 高級アルコール系
アミノ酸シャンプーの特徴
アミノ酸シャンプーの特徴として、適度な洗浄力で洗い上がりはしっとりします。泡立ちは控えめで低刺激なので、敏感肌や乾燥肌の方に使いやすく、髪・頭皮にとても優しい成分が配合されています。
泡立ちが弱いというデメリットはありますが、成分によって、弱い洗浄成分〜強めの洗浄成分まであります。
アミノ酸シャンプーのオススメ成分
成分表の先頭から「ココイル〜」「ラウロイル〜」という表記を探しましょう。
アミノ酸系シャンプーは、頭皮環境を維持するため必要な皮脂を取りすぎず、バランスを良い状態に整えてくれます。さらに頭皮への刺激が少ない上、パサつき・枝毛などのダメージケアにも向いているため、カラーやパーマのもちもよくなりります。
「ラウロイルグルタミン酸TEA」
「ココイルグルタミン酸TEA」
「ココイルアラニンTEA」
の記載があったら、特にオススメですね!
しかし、成分によって、弱い洗浄成分〜強めの洗浄成分までありますが、泡立ちが弱く感じるところがデメリットなので、泡立ちを無理にすると髪を擦りすぎやすすぎ残しに要注意です。正しいシャンプー方法をしましょう。
ベタイン系シャンプーの特徴
ベタイン系シャンプーの特徴として、植物が主成分の為赤ちゃんに使えるほど肌に優しい低刺激になっています。
アミノ酸系よりも泡立ちは少し良くなるので使いやすいのがメリットと言えます!さらに、植物の保湿力で髪を補修する作用もあり、カラーや紫外線でダメージを受けた髪におすすめです。
ベタイン系シャンプーのオススメ成分
成分表の先頭から「〇〇ベタイン」という表記を探しましょう。
ベタイン系シャンプーは、アミノ酸シャンプーと同じような効果を期待できます。
ラウロイルプロビルスベタイン
ココアンホ酢酸
と記載があるものがオススメです!
ベタイン系シャンプーは、オーガニック性の為好みは分かれますが、ドラッグストアなどでの販売が少なく見つけるのが一苦労します。その為、アミノ酸シャンプーを買う方が楽かもしれません。
高級アルコール系シャンプーの特徴
市販シャンプーの洗浄成分として使われることが多い洗剤です。
泡立ちがよく、強めの洗浄力で、スッキリとした爽快感があり使用感が良いですが、敏感肌には刺激になりやすい特徴があります。
高級アルコール系最大のメリットは、界面活性剤の中でも一番強い洗浄力です。他のシャンプーでは落としにくい汚れはすぐに取れる事ができます。さらにドラッグストアやネットで手軽に手に入って、コスパもいい点があります。
ラウレス◯◯やラウリル◯◯は髪や頭皮にはよくない
正直、洗浄成分が強すぎる高級アルコール系の成分はオススメしていません。アミノ酸やベタイン系のシャンプーと違い、多くの皮脂の洗浄や髪の摩擦を出してしまう事で改善する事はとても難しくなります。
3つの界面活性剤を紹介しましたがいかがだったでしょうか?今使っているシャンプーの洗浄成分を確認してみる事がいいと思います!
まとめ
シャンプーは、界面活性剤が複数配合しているものがほとんどです。上記のような、「ラウロイルグルタミン酸TEA」「ココイルグルタミン酸TEA」といった成分を配合されているシャンプーを選びましょう!