サロントリートメントは必要?効果と美容室でのトリートメントの持ちがグンっとアップ!

こんにちは!La-chicスタイリストの渋谷尚子です!

みなさん!美容室で、カラーやパーマをしたときに勧められるトリートメント。。
「美容室でのトリートメントって意味はあるの?」って思っている人、多いではないでしょうか?

  • トリートメントしてもらってもいまいちわからない
  • 値段が高いから
  • 手触りやまとまりがどのくらい持続するのか
  • 髪の内部のことはわからないけど見た目に効果はあるのか

など、実際お客様が判断するのは、値段のほか、とりあえず手触りやまとまりに実感がない、あまり持続する気がしないなどご自身が見て、触って感じるところですよね!

だから追加料金を払ってまでしたくない。。って思ってしまう人も確かにとても多いです。。。

ですが、断言します!

サロンのトリートメントは必ず意味はあります!!!

みなさんはとても髪にとってもったいなことをしているんです!
パーマやカラーをした時、その都度一回一回トリートメントしてあげることは、
その時の髪の修復、髪表面のコーティング、手触りのほか、今後、今の傷みよりも傷みを進行させないようにする髪の環境作りなど目には見えないところで、サロントリートメントはちゃんと素晴らしい働きをしてくれているんです!

みなさんが疑問に思っている美容室のトリートメント、どのような意味があるのか、説明していきますね!

やらないと怖くなってしまうかもしれないですよ!

サロントリートメントの必要性・外部編

 

アルカリ性に傾いた髪は傷みやすい

健康な髪のphは弱酸性です!

パーマやカラーの薬剤はほとんどがアルカリ性です。

パーマ剤(アルカリ性)→キューティクルが開く→薬剤が浸透する

カラー剤(アルカリ性)→キューティクルが開く→色素を抜く、色を入れる

このように薬剤はアルカリ性だからこそ、髪の表面のキューティクルが開き、薬剤が浸透しやすくなります。

キューティクルは髪の毛の大切な芯の部分や、内部の栄養分が流れ出ないように守ってくれている髪の表面の大事な鱗のようなものです。

ですが、このキューティクルが開きっぱなしだと、外部からの刺激に弱くとても無防備な状態です。

トリートメントをしないでキューティクルが開きっぱなしの状態で施術を終わらせてしまうと、その日から髪が傷みやすい状態が続いてしまうので、毎日、毎日傷みが進行してしまいます。。。

トリートメントで弱酸性に

トリートメントは弱酸性です!

パーマやカラーをしてアルカリ性の傾いた髪のphを弱酸性に戻してあげることで、キューティクルが閉じて、髪が傷みにくい環境をつくってあげるんです!

アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻してあげることを【バッファー効果】と言います!

このバッファー効果は、おうちのトリートメントやコンディショナーをでも効果はあります。

ですが、ここでサロントリートメントをする行程で、どれたけ丁寧にしてあげるかで、バッファー効果の効果は変わってきます!

それによって今後のか髪の傷みにくさに違いが必ずでてきます!

残留アルカリも中和してくれる

パーマやカラーをすると髪の毛の中には、アルカリ性の物質が少し残ってしまいます。
これを「残留アルカリ」と言います。

特にパーマや縮毛矯正をして残留アルカリが残っている髪は、仕上がった髪の形がまだ安定していない状態です。

美容室で、「パーマや縮毛矯正、カラーをした日はシャンプーをしないでください」と言われるのは、
この残留アルカリが残っているうちに髪を洗ったり、形を変に変えてしまうと、
せっかくきれいに仕上がったヘアスタイルが崩れてしまったり、取れてしまうからです。

ですが、トリートメントにはこの残留アルカリを中和してくれる効果もあります!

サロンで丁寧にトリートメントをしてあげることで、残留アルカリを中和して、傷みにくい髪にしてあげると同時にきれいなヘアスタイルをキープしてあげることができます!

パーマ、縮毛矯正、カラーをした日はおうちでのシャンプートリートメントができないのなら、1日でも早くサロンで残留アルカリを中和した方が良いですよね!

サロントリートメントの必要性・内部編

髪の毛の内部は何でできてる?

髪の毛の成分は

  • タンパク質
  • メラニン色素
  • 水分
  • 脂質

から構成されています。タンパク質の80〜90%がケラチンタンパク質でできています。

外部の刺激や、パーマ、カラーなどで、ダメージをしている髪の毛は、キューティクルがめくれたり、剥がれたりして、この内部のタンパク質がシャンプーなどで流出してしまい、スカスカ状態になります。
さらにタンパク質が少なくなると水分をキープ出来なくなり、パサついて乾燥した髪の毛になってしまします。

残念ながら、一度流出したタンパク質は、髪の毛が自ら再生することはありません!

そこでサロントリートメントです!

サロントリートメントでケラチンタンパク質を浸透

サロントリートメントで、スカスカ、パサパサに傷んだ髪の毛の内部にケラチンタンパク質を入れてあげなくてはいけません!!

タンパク質、水分、脂質のバランスを整えてあげて、髪のコンデションを良くしてあげるんです!

サロントリートメントでは栄養をバランス良く内部に補給してあげるため、3ステップまたは5ステップ以上にわけて髪に浸透させていきます!

加音機やスチーマーで温めながらより内部にしっかり浸透させるように、丁寧に丁寧に補給してあげるんです!

なかなかホームケアトリートメントだけではここまでするのは難しいですよね。

そしてステップトリートメントの最後につけるトリートメントはキューティクルを整えるものなので、
内部に浸透した栄養分が流出しないように、最後に蓋をしてあげる感覚です!

パーマカラーをしなくてもサロントリートメントは必要

パーマもカラーもしていない髪でも、ドライヤーやヘアアイロン、エアコンの風や紫外線。。。
髪の毛は日々、今日より明日、傷んでいきます。

自ら修復出来ない髪の毛はにサロントリートメントはご褒美です!!

傷んだ髪の毛をばっさりショートカットにする場合などは無理にトリートメントをする必要はないかもしれないですが、
短い髪でも、その髪の毛を今後また伸ばしたときにきれいに保つためには今からトリートメントしてあげることは大切ですね!

サロントリートメントを長持ちさせるために

ここまでしっかりトリートメントをしてあげたら、効果を持続させましょう!

シャンプーを変える

水分を含んだ髪の毛は膨張して、キューティクルが開きやすかったり、
髪の汚れを落とすために、シャンプーは髪の毛を少しアルカリ性にさせます。

ここで洗浄力の高いシャンプーを使ってしまうとせっかく補給した栄養分が流れ出やすくなってしまいます。

洗浄力がマイルドなシャンプー剤【アミノ酸系シャンプー】を使ってあげることがトリートメントを長持ちさせるためにものすごく大切です!

アミノ酸系シャンプーの記事はこちらから

ご褒美トリートメントをこまめにやる

サロンで販売しているようなトリートメントやヘアマスクなどを、週に1.2回してあげると、トリートメントの長持ちに繋がります!ご褒美感覚で、大切な髪に栄養を補給してあげましょう!

サロントリートメントが髪質にあっているなら、同じ種類のトリートメントを使ってあげるといいですね!

さらに、日常使用するトリートメントも良質なものを使うと効果の持ちが全然違います。

毎日いろんな刺激に耐えている髪をいたわってすこしづつ栄養を補給させてあげてください!

良質なトリートメントの記事はこちらから

必ずアウトバストリートメントもつける

洗い流さないトリートメントは髪のまとまりを良くするだけでなく、
ドライヤーやアイロン、日々の外敵刺激から守ってくれます。

このような刺激を直接受けると、髪の毛のキューティクルが剥がれてしまい、せっかくのサロントリートメントの栄養分も流れてしまったり、
今後の髪の毛も傷みやすい状態になってしまします。

洗い流さないトリートメントでもケアしながら、髪の毛を守ってください。

サロントリートメント、やるかやらないかで今後の髪質が決まる

今まで効果がわからなかった人も、どうでしょうか?

目に見えるツヤや手触りだけでなく、ミクロの世界で髪の毛は日々傷んだり、トリートメントで栄養をしっかり補給したりしているんです!

今日サロントリートメントをやって今のことはわからなくても、続けてあげていることが1ヶ月後、3ヶ月後の髪質の違いに現れてきます!

髪がだんだん傷んできてしまうと今後できない施術も増えてきてしまいます。

そうならないように、また、今後のツヤとハリのある髪の毛になるように、サロントリートメントで髪質改善をしていきましょう!

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