こんにちはLa chicです!
みなさんの髪の悩みに多いものはなんと言っても髪のダメージ傷みです。
髪の毛の傷み方は人それぞれで、ダメージというものの解釈も人によって異なります。
カラーやパーマ、縮毛矯正によるダメージはもちろん、カラーパーマをされていない方でも日差しやエアコンの風、また誤ったカット方法からでも髪はダメージを負ってしまいます。
そこで、美しい髪を目指すみなさんに必要なものがサロントリートメントです。
La chicの記事では10年以上美容業界に携わった経験を活かし、知っていれば必ず得をするトリートメントの知識をご紹介させていただきます。
これまでの経験に基づいた知識から、サロントリートメント、最新のトリートメント事情までわかりやすくご紹介させていただきます。
みなさんの大切な髪が今より少しでも美しくなるように。。。
今よりも良い質感が得られるように。。。
是非最後まで読んでみてください!
サロントリートメントの特徴
サロントリートメントは手触りも良くなりますが、主に髪の内部の補修、アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻す目的で行います。
主な二つの目的をご紹介していきます!
- 毛髪補修効果
毛髪内部に栄養と潤い成分を浸透させ、髪の内側から傷んだ髪を補修。
- ダメージ予防の効果
美容室の施術でアルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻すことにより、ダメージの広がりを最小限に抑え、パーマやカラーの持続性を持たせる。
✳︎ 市販のトリートメントでは
髪表面を保護することに重点を置いているので、内部の補修まではできません!
サロントリートメントと市販のトリートメントの違い
サロントリートメントの効果
お金をかける以上、サロントリートメントにどれだけの効果があるのか知っておきたいところです。
実際に「おうちでトリートメントをしっかりやっているから」とサロンでトリートメントをされないお客様も多いです。
しかし、サロントリートメントはホームトリートメントより確実に効果があります。
カラー、パーマ、縮毛矯正の際サロントリートメントをしてあげることで、施術したメニューの仕上がりは格段に違ってくるんです!
髪へのダメージを抑え、修復することで髪を綺麗に保つだけではなく
カラー、パーマ、縮毛矯正の仕上がり、持続性が変わってくるので、サロントリートメントにはダブル効果があります。
サロントリートメントの効果は
- 傷んだ毛髪に染み込み、内部から補修
- キューティクルを整え、滑らかな髪を保つ
- 髪の表面をコーティングして保護する
主にこの3つがあげられます。
そのときの仕上がりだけではなく、内部を補修しこれからの傷みにくい髪を作ることが重要になってきます。
サロントリートメントの効果、必要性なども含め解りやすく説明していきますのでこちらのページも是非ご覧ください。
→サロントリートメントって効果があるの?美容室のトリートメントの必要性を解説!
サロントリートメントと髪質改善トリートメントの違い
現在髪質改善トリートメントのメニューを取り扱う美容室が増えています。
主に
・酸熱トリートメント
・水素トリートメント
多くのサロンでは、この2つを髪質改善トリートメントとしています。
普通のサロントリートメント
ダメージによって失われた、髪内部の栄養を補充しキューティクルの代わりになるもので髪表面をコーティングしていきます。
カラーやパーマ、縮毛矯正などの繰り返しで髪がダメージを受けると、髪の内部にダメージホールと呼ばれる穴ができ、キューティクルが剥がれてしまいます。
通常のトリートメントはダメージホールに栄養分を注入し、キューティクルの代わりになるものでコーティングし持続させるものです。
これにより髪に潤いやツヤがでます。
さらにハイダメージに対しての効果を上げれば上げるほど、しっとり重めな仕上がりになりやすいです。
酸熱トリートメント
- 癖やうねりを改善する
- ダメージを根本から修復する
主にこのような効果があります。
酸熱トリートメントは、最後にストレートアイロンを使い髪をまっすぐ固定させるため、一度濡らしてから乾かすと形状記憶されたかのように、髪はまっすぐな状態になろうとします。
水素トリートメント
La chicでも取り入れている水素トリートメントは髪内部のダメージとなる要因を除去し、水分に変えてくれます。
潤いを与えながら、毛髪を形成している最も大切なたんぱく質である毛髪強化のケラチン系PPTや毛髪保護のコラーゲンPPTで髪を芯から補修し、CMCクリームで髪密度を高め、処理剤で栄養を閉じ込め、髪表面をコーティングしてくれます。
髪本来の栄養分なので重くなりすぎず、あくまでも自然に、柔らかいハリやコシが出てきますよ。
それぞれ値段や持続性など違いはあるので、詳しくはこちらをご覧ください!
→髪質改善トリートメントと通常のトリートメントの違いは?徹底解説します!
サロントリートメントの選び方
サロントリートメントといっても種類がたくさんあり、メニューの書き方もサロンによって様々です。
よく聞く名前のものが良いのか、何が自分の髪質に合っているのか、せっかくお金をかけてサロントリートメントをご希望されるなら
ご自身の髪質に最適なものを選んでいただきたいです。
ここではサロントリートメントの選び方を種類別にご紹介していきます。
悩み別サロントリートメントの選び方
髪の悩みは人によって様々です。
- ダメージ毛
- 乾燥毛
- くせ毛
- まとまりにくい
- カラーの色落ち対策
- 縮毛矯正をしている
悩みによってヘアスタイルが決まらず困っている方へ
ご自身の悩みを知るところからサロントリートメントを選んでいただき、少しづつ改善できるようにまとめてみました。
髪質別サロントリートメントの選び方
髪質別のサロントリートメントは、上記で説明した『悩み別』を除くと
- 軟毛
- 細毛
- 普通毛
- 硬毛
- 太毛
などが上げられます。
その他に
- ショートヘア
- ボブへア
- ロングへア
そして軟毛、普通毛、硬毛を組み合わせても、選ぶトリートメントは変わってきます。
軟毛な髪質の人が「とりあえずトリートメントはしっとりタイプが良い!」と考え、しっとり重いサロントリートメントを使うと、重すぎて
根本がペタっとボリュームが出なかったり、根本はボリュームが出ないのに毛先だけパサついたり。。。
髪質別サロントリートメントをまとめた記事では、みなさんにこんなトリートメントがおすすめ!という内容を詳しくまとめてみましたので
こちらを参考にサロントリートメント選びの参考にしてみてください。
仕上がり別サロントリートメントの選び方
仕上がり別サロントリートメントには大きく分けると
- サラサラタイプ
- しっとりタイプ
こちらは悩みや髪質から通じて選ぶことがほとんどです。
その他にお客様が選ぶポイントとしては
- 手触り
- ハリコシ
- ツヤ
- 香り
などが上げられます。
悩み別サロントリートメントの選び方や仕上がり別サロントリートメントの選び方の記事を参考に
しっとりタイプおすすめ、サロントリートメント
サラサラタイプおすすめ、サロントリートメント
ご自身に最適なサロントリートメントを見つけてみてはいかがでしょう。
サロントリートメントの種類
サロントリートメントってどんな種類があるの?
わからない人も多いはずです。
そして人気なものにはもちろん理由があります。
効果や仕上がりなど、ご自身に最適なサロントリートメントを見つけてほしいです。
美容室のメニューでよく見る人気のトリートメントが
- TOKIOトリートメント
- ハホニコトリートメント
- オージュアトリートメント
- Oggiottoトリートメント
- ケラスターゼトリートメント
これらのサロントリートメントを
美容師がおすすめする人気サロントリートメント5選
で詳しくご紹介していきます!
サロントリートメントがおすすめな人
まず「サロントリートメントをしてから髪が生き返った。」
これは間違いです!
髪の毛自体はもともと死んだ細胞なので、決して生き返ることはありません。
となるとサロントリートメントをする意味はないのでは?
と思うかもしれませんが
サロントリートメントの目的はちゃんとあります!
- 髪の内部の補修、キューティクルを整える
- アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻す
主にこの2つがあげられます。
つまり、美容室での施術によってダメージを受ける方や日々のライフスタイルの中で髪が傷んでしまう方、くせ毛やまとまりにくい髪など
そういった悩みがある方は是非サロントリートメントを受けることをお勧めします!
理由も一緒にまとめてみました。
カラーやブリーチをする人
髪の毛は肌と同じ弱酸性です。
したがって弱酸性の状態が一番傷みにくい状態にあります。
しかし、カラーやブリーチをするときの薬剤は、髪の内部の色素を抜き、内部に色を入れ定着させるとき、髪の表面のキューティクルを開くために髪をアルカリ性に傾けます。
傷んだ髪の内部補修だけではなく、弱酸性に戻して開き切ったキューティクルをしっかりと整えてあげることで、傷みにくい髪を作ります。
それと同時にキューティクルが閉まることでカラーの色持ちも良くなり、栄養分も流れにくくなるので、しっかりとツヤのある髪を保つことができます。
全てが繋がって、傷みにくくサラツヤな髪質になるということです。
パーマ、縮毛矯正をする人
パーマや縮毛矯正も同様です。薬剤で髪をアルカリ性に傾け、髪の表面のキューティクルを開き、薬剤を髪の内部に浸透させます。
ですので、パーマや縮毛矯正などの施術の最後にアルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻すために、サロントリートメントをすることをおすすめします。
くせ毛や乾燥毛、まとまりにくい髪の人
美容師を10年以上やってて思ったことは、くせ毛のお客様の多くは乾燥毛の方が多いということです。
サロントリートメントには美容室によってやり方や種類が異なりますが、多くのサロントリートメントには髪の水分や油分を調節してくれる効果があります。
乾燥して水分も油分も少なくパサついた髪はくせをさらに強く見せてしまいます。
そしてそれがまとまりにくさの大きな原因だったりもします。
スタイリングでコテやヘアアイロンを使用する人
髪はたんぱく質でできています。たんぱく質は高温で熱されると、徐々に硬くなっていきます。
これを「タンパク変性」と呼びます。
ヘアアイロンやコテでスタイリングする人は、毎日のように150℃近くの熱を髪に直接当てている訳ですので、髪がタンパク変性を起こして硬くなり、それが原因でパリパリした手触りになったり、切れ毛や枝毛の原因になってしまいます。
髪の内部を補修したり、髪を少しでも滑らかな手触りにするためにもサロントリートメントが必要になります。
ロングヘアでからまりやすい、伸ばし中の人
前述したとおり、髪は死んだ細胞です。
ロングヘアの中間から毛先にかけて、何年も毎日の刺激を受けているということになります。
また、これから伸ばしたい人は、今ある髪がご自身の目標の長さになるまでに、できるだけダメージを受けさせず維持することが大切になってきます。
『サロントリートメントがおすすめな人』としてご紹介しましたが、実際に髪は日々様々な刺激を受けています。
ご自分の大切な髪を美しく保ち、または状態をさらに良くするためにも、サロントリートメントを受けることをみなさんにおすすめします。
サロントリートメントの持続方法
サロントリートメントを持続させるためには、お客様のご自宅でのケアがとても大切になります!
- サロントリートメントをせっかくやったのにすぐに効果がなくなった
- サロントリートメントは持たないからやる意味がない
なんて思っている方も多いはずです!
ですがそれは、ご自宅での誤ったケア方法だったり、なにも気にせず使っているシャンプーのせいだったりするのです。
また、サロントリートメント自体の効果は手触りだけが全てではありません。
サロントリートメントの持続方法をわかりやすく、また試しやすくまとめましたので、こちらの記事を参考にしてみてください!
サロントリートメントの工程
複数のトリートメントをつけるので、ご自宅で使っているシングルトリートメントとは工程が異なります。
早速システムトリートメントの工程をご紹介していきます。
システムトリートメント①クイックトリートメント
クイックトリートメントは、2〜3種類のトリートメントを重ねてつけます。
髪の内部にもある程度の栄養成分は入りますが、主に表面のコーティングをメインとしているトリートメントです。
シャンプーの後に2〜3種類のトリートメントをコーミングなどをしながら丁寧につけて、キューティクルを整えます。
重ねてつける種類が少ないので短時間(5分程度)で終わります。
手軽にトリートメントを試してみたいときにおすすめです。
システムトリートメント②3ステップトリートメント
3ステップトリートメントは約3種類のトリートメントを重ねてつけます。
メーカーによって様々ですが、髪に弾力やコシを与える栄養成分のケラチンや、髪を柔らかくさせたり潤いを持たせる栄養成分である
コラーゲンやヒアルロン酸、表面をコーティングする擬似キューティクル成分といった3つのトリートメント成分が主体となっています。
美容室によって様々ですが、間で5分〜10分ほど放置時間をとってトリートメント浸透させていくので、3ステップトリートメントの全体時間は、15分〜20分くらいです。
ダメージホールに栄養成分をとり入れることができるので、最近ダメージが気になってきた人や、定期的にパーマやカラーをする人におすすめです。
システムトリートメント③5ステップトリートメント
5ステップトリートメントは約5種類のトリートメントを重ねてつけます。
5ステップまでになると、重ねるトリートメントの栄養成分がより細かく髪に合わせて選ぶことができたり、コーティングの表面に
さらにツヤだしのためのコーティングをしたり、内容が変わります。
どういった栄養成分が増えるのかは、メーカーによって異なりますが、
基本的には、水分補給をメインに考えて、コラーゲンやヒアルロン酸、CMCなどの栄養成分が増えます。
ダメージヘア用の5ステップトリートメントは、髪の組織を強くすることをメインに考えて、ケラチンやアミノ酸などの栄養成分が増えます。
ツヤだし用の5ステップトリートメントは、キューティクルを守ることをメインに考えて、擬似キューティクル成分やオイル成分が増えます。
美容室でのトリートメント施術では、ただ放置するだけではなく、スチーマーなどの機械でスチームと熱の力を使い、水分補給をしながら髪の内部へ栄養成分が浸透、定着しやすくなるように施術していくことが多いです。
そのため、トリートメントを塗布してスチーム、再度のトリートメント塗布、放置時間なども含めると約30分〜40分程度の時間がかかります。
5ステップトリートメントになると髪の内部を補修する栄誉成分がぐっと増えるため、
ワンランク上の仕上がりを求める人におすすめです。
トリートメントの施術に使うツール
美容室では、システムトリートメントの浸透や定着を最大限に行わせるためにさまざまなツールを使うことがあります。
サロンによって、どのシステムトリートメントのステップで、どのツールを使うのかはさまざまなので
美容室にいく前に気になるツールをチェックしてみてください。
普段自宅では得られない特別感や満足感を味わうことができます。
ナノスチーム
ナノスチームは普通のスチームに比べて、水の分子量をナノのサイズまで小さくさせ、噴霧させるスチーマーのことです。
とても小さい分子量なので、髪のダメージホールまで届き、栄養成分に働きかけ、より潤いや柔らかさを出す手助けをします。
超音波アイロン
超音波アイロンを通すたびに、整えられた高濃度の栄養、キューティクル、CMCなどが強く結びつき、「キューー」と音がします。
手で揉み込むよりも強力に効率よくトリートメントを浸透させることができます。
マイクロスコープ
マイクロスコープは地肌をチェックするときによく使いますが、
実は毛先のダメージ具合をチェックすることもできます。
システムトリートメント前の毛先と施術後の毛先の状態をチェックして、どれだけ変化したのかを目で見てチェックすることができます!
サロントリートメントの頻度
サロントリートメントの理想的な頻度
1ヶ月〜1ヶ月半に1回です!!!
枝毛、切れ毛がある場合
3週間に1回、美容室でのトリートメントをおすすめします。
髪のパサつき、広がり、うねりが気になる場合
1ヶ月に1回がおすすめです。
髪にダメージが強い人やチリチリしている人は、実際には1週間に1回のサロントリートメントがおすすめしたいのですが、
現実的に難しい人も多いと思います。
ですので、→美容師が教えるサロントリートメントを長持ちさせるコツ!
などをご参照の上、しっかりご自宅でのケアをしてあげてください。
サロントリートメントはカラーパーマと同時がおすすめ
カラーやパーマをした髪はアルカリ性に傾いた状態。
まとめ
さぁ いかがでしたか?
サロントリートメントの効果は髪にとても必要なものばかりなんです。
今回の記事で、サロントリートメントの大切さを少しでも理解していただけたらうれしいです。
毎日、夜にシャンプーをして、朝にスタイリングするため
髪の悩みは尽きませんよね。
私たちは、そんなお客様の毎日のストレスを、髪質を改善させるという形でサポートしていきたいと考えています!
美容室でのトリートメントもたくさんの種類があります。
ご自身に最適なトリートメントを見つけるためにいろんな美容室に行くことは難しいかと思います。
今回の記事でサロントリートメントについて少しでも知識を持ち、それぞれの髪質、お悩みに合った
サロントリートメントを見つけられる材料になれればと思います。
そして美容師さんに相談をしながら美しい髪を手に入れて、毎日の気分がより良いものになっていくことを願っています!