みなさんは縮毛矯正やストレートパーマをご存知ですか?
強いクセ毛で悩んでいる方は、定期的にこの施術を受けている人もいらっしゃる中、
ストレートヘアに憧れはあるけど、縮毛矯正やストレートパーマについてまだ疑問を持っている方もいらっしゃると思います。
- 具体的な施術内容は?
- 髪は痛まない?
- 長時間の施術が必要?
- ストレートヘアはどれぐらい持続するの?
- アフターケアは必要?
- ストレートパーマと何が違うの?
多くの疑問点があると思います。
これから施術を受けたい方や、今まで施術を受けてきた方が持つ疑問点などを具体的にご紹介させていただきます。
ぜひ今後の参考にしてみて下さい。
縮毛矯正とストレートパーマは別物
希望の髪型や補修したい箇所によって施術はさまざまですが、よく挙げられる間違った解釈は【縮毛矯正】と【ストレートパーマ】が同じものだということです。
髪質や希望のヘアスタイルによってどちらを選択するかが重要です。
縮毛矯正とは?
縮毛矯正とは、ちぢれている毛やクセ毛を薬剤とアイロンの熱によって真っ直ぐにし固定する技術です。
- 薬剤1剤を髪に塗布し、放置しながら髪内部の結合を切断し、軟化させます。放置後薬剤を流し、一度ドライヤーでしっかり乾かします。
- そしてストレートアイロンの熱によってクセ毛を伸ばしながら、固定していきます。
- 最後に薬剤2剤を塗布して、ストレートにした髪の結合を固定します。放置後、髪を流して縮毛矯正は終了です。
クセの結合を切断し、ストレートアイロンを使って、強いクセをしっかり伸ばすことで、ストレートヘアをキープすることができます。
梅雨などの湿気による根元のうねりや毛先の広がりが気になる方は、そのストレスを軽減することができます。
根元のクセが強くボリュームが出てまとまらない!そんな方には特にオススメです。
ストレートパーマとは?
ストレートパーマとは、人口的に作られたウェーブを薬剤によってストレートにする技術です。
- 薬剤1剤を髪に塗布し、放置しながら髪内部の結合を切断し、薬剤を洗い流します。パーマなどで作られたウェーブの結合を切断して、もとの位置に戻します。
- 薬剤2剤を髪に塗布し、もとの位置に戻った髪に結合を固定します。
このようにストレートパーマは、ストレートアイロンを使用しません。
パーマをかけた髪を真っ直ぐに戻したい、という方にはストレートパーマをオススメします。
また、クセは無いけど髪のボリュームを落としたいという方にもある程度ボリュームを落とすことができます。
ストレートパーマでは、ストレートアイロンを使用しないので、強いクセを真っ直ぐになることはありません。
クセが強い方やうねりを真っ直ぐにしたい方には縮毛矯正をオススメします。
ツヤが出てお手入れが楽な縮毛矯正
先ほどもお話しした様に、縮毛矯正とはアイロンの熱を与え、髪を真っ直ぐにして固定する施術です。
シャンプー後 髪を乾かす際や、毎朝のヘアセットが格段に楽になります。
縮毛矯正のメリット
- クセ毛がなくなり真っ直ぐな髪になる
- 乾かすだけでまとまる
- ツヤサラヘアになる
- 半永久的に持続する
縮毛矯正のデメリット
- 髪への負担が大きい
- 一度ストレートにした部分にパーマはオススメ出来ない
- 施術時間が長い
- 価格がやや高い
「とりあえず縮毛矯正しよう」と思いつきで施術を受けてしまい、気が変わった頃には「パーマをかけたいけど無理なの・・・?」なんてことも多いです。
縮毛矯正を薬剤は髪の結合を切断するもので、とても強い薬剤になります。
さらに髪の細胞をストレートアイロンで潰しているような状態になるので、更なる負担が髪にかかります。
このように、縮毛矯正を受ける事で髪には大きなダメージがかかるので、より十分な保湿、アフターケアを施す必要があります。
また、一度ストレートにした毛先は半永久的に状態を維持しますが、スタイルチェンジがしにくいという点も覚えておきたいところです。
施術を検討する際は、担当のスタイリストさんとよく相談をして決めましょう。
パーマを元に戻したい時はストレートパーマ
「毛先にパーマをかけたけど、やっぱりストレートに戻したい!」そんな時はストレートパーマをオススメします。
縮毛矯正とは違い、薬剤で髪を軟化させ固定していく施術なので、比較的自然に元に戻す事が可能です。
アイロンで熱を当てていないので、スタイルチェンジがしやすいのも特徴です。
また縮毛矯正に比べ、熱を当てていない分ダメージも軽減されます。
ストレートパーマのメリット
- 髪への負担が少ない
- 自然なストレートに仕上がる
- ボリュームダウンさせたい時にも有効
- 比較的短時間で施術可能
- 価格が安い
ストレートパーマのデメリット
- 効果は約3ヶ月程度
- クセ毛の改善は期待できない
- ツヤサラストレートにはなりにくい
まずご自身の髪質を知ることが大切です。
疑問点、また施術に不安を感じる場合は信頼できるスタイリストさんに相談し、現在持つ髪の悩みを改善していける最適なメニューを選択しましょう。
施術当日のシャンプーはNG
施術を受けたその日のシャンプーは控えてください。
縮毛矯正を受けたばかりの髪は、まだ通常の弱酸性に戻りきっていない状態です。
施術後48時間ほど経過してからのシャンプーをオススメします。
そして縮毛矯正・ストレートパーマを受けた直後の髪はとてもデリケートな状態です。
いつも以上のダメージケアが必要になります。
洗浄力の弱いシャンプーを使う
縮毛矯正やストレートパーマをかけた髪は、とてもダメージを受けていて、シャンプーなどの刺激からもさらなるダメージを受けやすくなっています。
ダメージを軽減させるためにも、洗浄力の弱いアミノ酸系シャンプーや弱酸性シャンプーを使ってあげましょう。
トリートメントでしっかり保湿する
傷つきやすくなっている髪を内外部から保護します。
インバストリートメントを使用する際は、毛先中心に十分に塗布し、髪全体に行き渡るようにコームなどで軽くとかします。
余裕があればホットタオルやシャワーキャップなどで覆い、数分放置した後 洗い流します。
乾かす前と後にもアウトバストリートメントを使用するとより効果的です。
また、次の施術までの間サロンで定期的にメンテナンスしてあげることも効果的です。
市販のストレート剤、セルフでやるのは危険
「自宅で簡単にストレートな仕上がり」
ストレート剤も、このようなキャッチコピーで色々な種類が市販されています。
「自宅で簡単にクセが伸びるのならお手軽だし安いしやってみよう!」なんて思った事はありませんか?
なぜなら縮毛矯正やストレートパーマは、サロンワークの中でも特に髪にダメージを与える施術です。
そのため私達は一人ひとりのお客様の髪質を十分に見極めて薬剤を選定します。
その上でダメージを最小限に抑え、お客様のご希望、髪質に最適な技術を施すのです。
本来この緻密で繊細な工程が必要な作業を、市販の薬剤を使用し自宅で手軽にできるとは到底考えられません。
断言すると、髪がボロボロになってしまいます!
このように髪への負担を考えると、必ずサロンで施術を受ける事を強くオススメします!!
縮毛矯正の詳しい内容はこちらをご覧ください。
→【縮毛矯正のまとめ】今さら聞けない縮毛矯正について徹底解説!
美髪を目指して
髪の状態に何らかのストレスや不安を抱えている方は多くいらっしゃいます。
縮毛矯正やストレートパーマによってそのストレスがなくなる場合もあります。
- クセ毛
- 髪のボリュームを抑えたい
- まとまらない髪
- パーマから元に戻したい
該当する悩みはありますか?
ご自身の髪質に最適な施術を知り、毎日のスタイリングを楽にしてみませんか?
色々なヘアスタイルを楽しみながら、ダメージレスな美髪を目指しましょう☆